2013年5月2日木曜日

零細企業社長の経営奮闘ブログ(先月辞めたスタッフのお父さんがあいさつにきました)

先月辞めたスタッフのお父さんがあいさつにきました。

今日は少し時間があったので平塚営業所で事務仕事をしていたらいきなりでびっくり。

その息子は3か月ほど弊社で仕事していましたが急に辞めてしまいました。
ホントいきなりです。

その時はいきなり過ぎて気分が悪かったのですが、こうして後で父親が謝罪に来るとは思ってもいませんでした。

仕事はまじめにやっていたので期待はしていたのですが残念な人材でしたがしかたありません。

今は仕事をしていなくて家にずっといるそうで、親も心配しているようです。

不正などをして辞めたわけではないので、「やる気があるなら戻ってこい」って言っといてと伝え、父親は帰って行きました。

このように30代でも仕事をしていないで、家にいる若者が本当に多くいます。
この人材をいかに外に出して仕事をする喜びをわかってもらえればいいのですが。

零細企業の運営は大変である。

独立して最初の5年はご飯を食べるため(生きていくため)に働きます。

独立したては夢や希望に満ちてはおりますが、仕事がありません。

最初は自分で仕事を取り、自分でこなしていくしかありません。

時給計算をすると1時間1000円にならないお仕事もあり、バイトしたほうが稼げる!!と思ったりもする時期です。

そして徐々に信用をつけていき自分ではこなせなくなったら人材を募集するようになります。

パートさんは勤務地が近ければ事務作業などであればすぐに集められますが、正社員となるとそうはいきません。

中高年者の正社員であれば、ハローワークなどで来てくれる場合もありますが、新卒者の採用は本当に苦戦を強いられます。

普通に考えてわかることですが、大学を卒業して第2の人生を決める大事な就職先を昨日今日出来たばかりの零細企業に来るわけがありません。

来たらおかしいです(笑)

募集をした結果、もちろん誰も来ませんから採用できません。
しかし、人材がいないと仕事がこなせません。

その結果知り合いや友人などに声をかけて手伝ってもらったりもしますが、それもうまくいきません。

そんなことをやってると5年は過ぎてしまいます。

起業して5年経たずに解散、倒産、休眠に追い込まれてしまうのは、仕事が取れない!良い人材を獲得出来ない!この二つに尽きます。